昆虫マットの水分量
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夏が終わり、秋も終盤に近づいてきました。
夏の終わりから秋にかけては、気候が穏やかになるので、
フンの除去と水分管理以外に、特に気遣いは必要ありません。
水分についても、蓋をしていればあまり蒸発しませんので、
週に1,2回適量を加える程度で十分です。
逆に水を加え過ぎないように注意しましょう。
昆虫マットは、表面がかなり乾いている状態でも、
表面から5cmくらい下は湿っていて、底の辺り(表面から30cm)ではかなり水分を含んだ状態の場合があります。
土の表面の状態だけを見て、水を大量に加えてしまうと、
容器の底に水が溜まってしまい、幼虫が深くまで潜れない状況になってしまいます。
特に冬場、幼虫は容器の底の辺りまで潜って越冬するので、
容器の底部に水が大量にあると、幼虫が越冬できなくなる可能性があります。
定期的に、幼虫を傷つけないように注意しながら、容器の隅あたりを底まで掘り下げて、
底辺りの土の湿り気具合を確認すると良いでしょう。
底辺りの土が、握って少し硬めに固まる程度に水を含んでいれば大丈夫です。
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